学会設立関連資料

MA-T 学会設立趣意書

MA-T 学会は、日本で発明された MA-T(Matching Transformation)の仕組み(System)について、オープンに学術的な議論をする場を提供するために設立することにした。MA-T の理解を深め、さらなる技術革新や研究開発、人材育成、そして社会実装を図る目的で、専門領域の垣根を超えて、MA-T に係る研究者が活発に意見交換や討議、研究交流を行う。

当学会が、我が国だけでなく全世界の科学技術の向上、および全人類の豊かで健康な生活の確保に資する「MA-T System のプラットフォーム」や「MA-T System のコミュニティ」となり、オープンイノベーションを推進する創造的な基盤となれば幸いである。

MA-T は酸化制御技術であることから、基礎研究に加え幅広い応用が期待されており、感染症分野はもちろん医療・ライフサイエンス・エネルギー・農業・素材開発などに関わる技術の研究開発を通して、当学会が多種多様な研究者のコミュニティ形成を促す。このように当学会では、異業種交流や異分野連携の促進を図る場を提供し、MA-T に係る研究者の英知を結集し、既存の地球規模課題への取り組みにとどまらず、未知の課題の発掘、新たな研究分野/領域の創出、人材育成、国際社会全体として取り組むべき科学技術の向上などを志し、グローバルな展開を目指して運営を行っていきたい。

また、2020年11月に設立された一般社団法人日本 MA-T 工業会と連携することで、より早い社会実装を目指すとともに、MA-T の更なる可能性を探るきっかけが得られれば、双方にとって大きな利点があると考えられ、積極的に展開したい。

まずは MA-T に深く係る研究者の小さな集まりから発足するが、MA-T に関連する研究者が参加しやすいグローバルでオープンな場となることを目指し、広く参加を呼びかける次第である。

(2022年7月4日 加筆)

設立発起人名簿(24名)

浅原 時泰大阪大学准教授
安達 宏昭大阪大学特任教授
井上 豪大阪大学教授
井上 典子大阪大学特任准教授
岩崎 憲治筑波大学教授
大久保 敬大阪大学教授
大隅 良典東京工業大学栄誉教授
賀来 満夫東北大学名誉教授
金田 安史大阪大学理事・副学⻑
河野 裕大阪大学招へい教授
古⻄ 清司大阪大学特任教授
阪井 丘芳大阪大学教授
柴田 剛克大阪大学招へい研究員
高森 清人株式会社エースネット代表取締役社⻑
竹田 潔大阪大学教授
辻川 和丈大阪大学教授
津本 浩平東京大学教授
𡈽井 健史大阪大学特任教授
中川 敦史大阪大学教授
難波 啓一大阪大学特任教授
⻄田 幸二大阪大学教授
福住 俊一大阪大学名誉教授
松浦 善治大阪大学特任教授
湯元 昇産業技術総合研究所特別顧問

(50音順)

MA-T学会 設立総会議事録

1. 開催日時

2022(令和4)年2月24日木曜日 午前10時30分より10時55分

2. 開催場所

オンライン(ZOOM)

3. 会員総数

24名(うち11名出席、委任状6名) (法律で定められた定足数(設立同意者総数の半数以上)の出席があり、本設立総会は適法に成立したことを確認した。)

4. 議案

  • 第1号議案 MA-T 学会設立についての意思決定に関する件
  • 第2号議案 MA-T 学会設立趣旨書に関する件
  • 第3号議案 MA-T 学会会則承認に関する事項
  • 第4号議案 設立初年度の事業計画書承認の件
  • 第5号議案 設立初年度の収支予算書承認の件
  • 第6号議案 役員の選任に関する事項
  • 第7号議案 事務局の決定に関する事項
  • 第8号議案 設立代表者選任と権限委譲の件
  • 第9号議案 議事録署名人の選任に関する事項

5. 議事の経過および結果

  1. 設立発起人を代表して𡈽井 健史氏が、開会の辞を述べた。(午前10時30分)
  2. 議長の選任について諮ったところ、満場一致をもって𡈽井 健史氏を選任した。

続いて、あいさつの後、議案に入った。

第1号議案 MA-T 学会設立についての意思決定に関する事項

議長は、別紙記載の設立趣旨書を配布の後、本学会の設立に関し説明をし、その承認を求めたところ、満場異議なく承認可決した。

第2号議案 MA-T 学会設立趣旨書に関する事項

議長は、別紙記載の設立趣旨書(趣意書)を朗読の後、その承認を求めたところ、満場異議なく承認可決した。

第3号議案 MA-T 学会会則承認に関する事項

議長は、本議案につき会則各条ごとに説明をなし、また、原案の一部修正について説明した。原案及び原案の一部修正の承認を求めたところ、満場異議なく承認可決した。

第4号議案 設立初年度及び翌年度の事業計画に関する事項

議長は、当学会の設立初年度及び翌年度の事業計画案を議場に説明し、その承認を求めたところ、満場異議なく原案のとおり承認可決された。

第5号議案 設立初年度及び翌年度の予算に関する事項

議長は、当学会の初年度及び翌年度の予算案について説明をなし、原案の一部修正について説明した。原案及び原案の一部修正の承認を求めたところ、満場異議なく承認可決された。

第6号議案 役員の選任に関する事項

議長は、当学会の設立当初の役員の選任について、議案書に挙げられている理事7名、監事2名を役員として、その承認を求めたところ、満場異議なく議案のとおり承認可決された。選任された役員は次のとおり。

理事:𡈽井 健史、井上 豪、津本 浩平、湯元 昇、阪井 丘芳、竹田 潔、大久保 敬

監事:辻川 和丈、河野 裕

なお、設立当初の役員に選任された者は、各々、その就任を承諾する旨を述べた。

第7号議案 事務局の決定に関する事項

議長は、当学会の事務局について、下記の通り決定したい旨説明し、その承認を求めたところ、満場異議なく承認可決された。

MA-T 学会事務局
〒562-0015 大阪府箕面市稲4丁目1番2号
一般財団法人蛋白質研究奨励会内
電話番号:072-729-4125/E-mail:jimu@matsociety.org

第8号議案 設立代表者選任と権限委譲に関する事項

議長は、設立代表者を選任し、設立認証申請手続きにかかる一切の権限を委譲したい旨を述べ、これを議場に諮ったところ全員異議なく賛成した。

設立代表者を互選したところ、次の者が選任され、被選任者はその就任を承諾した。

設立代表者:𡈽井 健史

なお、議長から、設立認証申請の手続きのために、会則その他の書類について原案の骨子に変更のない程度の字句の修正については設立代表者に一任することを諮ったところ、全員異議なくこれを承認した。

第9号議案 議事録署名人の選任に関する事項

議事録署名人について、議長から本日出席者の阪井 丘芳氏と辻川 和丈氏の2名を指名したところ、全員異議なく承認し本案は可決された。

議長は、以上をもって MA-T 学会の設立に関するすべての議事を終了した旨を述べ、閉会を宣言した。(10時55分)

以上の議事の要領及び結果を明確にするため、議長並びに議事録署名人は次に署名・押印又は記名・押印する。

令和4年2月24日

MA-T学会設立総会